東北1部第9節 コバルトーレ女川1-1ガンジュ岩手@女川二6/5 [コバルトーレ女川]
この日は女川にて標記の試合を観戦。
東北1部で悲願の初優勝を目指す女川と3連覇を目指す岩手の戦い。
ただし、今年は昨年までとは様相が異なっている。女川は無敗で首位を守っているが、
岩手はすでに3敗。
岩手の選手が少ない。
GKは2人いるが、フィールドプレイヤーは10人?くらいしかいない。
なんか2003年に廃部した佐川急便東北を思わせる雰囲気だ。
(佐川急便東北は別の運営母体が引き継いで翌年以降もリーグに参加した。)
それに岩手のユニホームがなんか変だ。ダボダボなのだ。
草サッカーをするお父さんの集団に見えなくもない。
プロチームのユニホームはふつう、選手のサイズに合わせて
採寸して作るものだ。
でも、全員同じサイズのユニホームをそろえて買えば、安く上がるわけだ。
前半。今年こそ優勝のチャンスとばかり猛攻を仕掛ける。
対する岩手もパスコースを読み、体をうまく入れて女川からボールを奪い
カウンターを繰り出す。
岩手というと、1試合で10点以上も奪ったり、シュートを50本以上も放ったり、
と攻撃のチーム攻撃のチームのイメージがあるが、
守備も地域リーグレベルでは一流である。
試合が動いたのは40分、ガンジュ岩手右サイドの姜暁一選手がカウンターから抜け出し
放ったミドルシュートが決まり、先制。
後半、リーグ優勝のためにはホームでは負けられない女川が引き続き攻勢だが、
なかなか実を結ばない。
しかし79分、シュートに飛び出して処理しようとしたGKをしり目に平野正頼選手が同点ゴールを決める。
その後も女川優勢で試合が進んだがひっくり返すことはできず試合終了。
見ごたえのある試合だったが、両チームとも地域決勝を勝ち抜いて上のリーグに行くのには
まだまだ力を上げなくてははいけないと思う。
東北1部で悲願の初優勝を目指す女川と3連覇を目指す岩手の戦い。
ただし、今年は昨年までとは様相が異なっている。女川は無敗で首位を守っているが、
岩手はすでに3敗。
岩手の選手が少ない。
GKは2人いるが、フィールドプレイヤーは10人?くらいしかいない。
なんか2003年に廃部した佐川急便東北を思わせる雰囲気だ。
(佐川急便東北は別の運営母体が引き継いで翌年以降もリーグに参加した。)
それに岩手のユニホームがなんか変だ。ダボダボなのだ。
草サッカーをするお父さんの集団に見えなくもない。
プロチームのユニホームはふつう、選手のサイズに合わせて
採寸して作るものだ。
でも、全員同じサイズのユニホームをそろえて買えば、安く上がるわけだ。
前半。今年こそ優勝のチャンスとばかり猛攻を仕掛ける。
対する岩手もパスコースを読み、体をうまく入れて女川からボールを奪い
カウンターを繰り出す。
岩手というと、1試合で10点以上も奪ったり、シュートを50本以上も放ったり、
と攻撃のチーム攻撃のチームのイメージがあるが、
守備も地域リーグレベルでは一流である。
試合が動いたのは40分、ガンジュ岩手右サイドの姜暁一選手がカウンターから抜け出し
放ったミドルシュートが決まり、先制。
後半、リーグ優勝のためにはホームでは負けられない女川が引き続き攻勢だが、
なかなか実を結ばない。
しかし79分、シュートに飛び出して処理しようとしたGKをしり目に平野正頼選手が同点ゴールを決める。
その後も女川優勢で試合が進んだがひっくり返すことはできず試合終了。
見ごたえのある試合だったが、両チームとも地域決勝を勝ち抜いて上のリーグに行くのには
まだまだ力を上げなくてははいけないと思う。
東北1部開幕戦 女川7-0猿田興業@女川2 4/10 [コバルトーレ女川]
この日は女川で表題の試合を観戦。
前日とうってかわって、風が強く寒かった。
女川は昨年の4バックから3バックにフォーメーションを変更。
新加入選手のうち熊谷選手、高橋選手がスタメン。
とくに、過去2年ガンジュ岩手やラインメール青森と比べて得点力が下回っている
ことを踏まえてみると、JFLの経験がある熊谷選手にかかる期待は大きい。
一方猿田興業は一時期2部北で上位を占めていたが、一度秋田県リーグに落ちた後、
再度強化し、1部には今年が初昇格となる。
東北1部では久々に企業チームで、会社の同僚らしき人たちの応援も見える。
前半、風向きが悪いとみた女川は通常と逆の陣地を選択。
両チーム様子見の5分程度を過ぎると、予想通り女川が圧倒的にボールを支配して攻め込み、
猿田興業がボランチ、DFでなんとか止め続けるという展開。
女川には次々と決定機が訪れるものの、シュートが枠を外してばかりで決まらない。
前半はスコアレス濃厚と思われたロスタイム、猿田興業の鎌田選手がファールで止めた後の
FKで、黒田選手が直接決め女川先制、GKが動けない素晴らしいFKだった。
これで硬さのとれた後半は50分の池田選手のゴールを皮切りに6得点で勝利。
PKを除く計6点はそれぞれ別の選手が決めたもので、多彩な攻撃ができることを披露してくれた。
猿田興業は退場者を出し、試合を通じてシュートが0と、強豪相手に厳しい試合となってしまったが、
シーズンは始まったばかり。早く1部の水に慣れて、1部を盛り上げる存在になってほしいと思う。
前日とうってかわって、風が強く寒かった。
女川は昨年の4バックから3バックにフォーメーションを変更。
新加入選手のうち熊谷選手、高橋選手がスタメン。
とくに、過去2年ガンジュ岩手やラインメール青森と比べて得点力が下回っている
ことを踏まえてみると、JFLの経験がある熊谷選手にかかる期待は大きい。
一方猿田興業は一時期2部北で上位を占めていたが、一度秋田県リーグに落ちた後、
再度強化し、1部には今年が初昇格となる。
東北1部では久々に企業チームで、会社の同僚らしき人たちの応援も見える。
前半、風向きが悪いとみた女川は通常と逆の陣地を選択。
両チーム様子見の5分程度を過ぎると、予想通り女川が圧倒的にボールを支配して攻め込み、
猿田興業がボランチ、DFでなんとか止め続けるという展開。
女川には次々と決定機が訪れるものの、シュートが枠を外してばかりで決まらない。
前半はスコアレス濃厚と思われたロスタイム、猿田興業の鎌田選手がファールで止めた後の
FKで、黒田選手が直接決め女川先制、GKが動けない素晴らしいFKだった。
これで硬さのとれた後半は50分の池田選手のゴールを皮切りに6得点で勝利。
PKを除く計6点はそれぞれ別の選手が決めたもので、多彩な攻撃ができることを披露してくれた。
猿田興業は退場者を出し、試合を通じてシュートが0と、強豪相手に厳しい試合となってしまったが、
シーズンは始まったばかり。早く1部の水に慣れて、1部を盛り上げる存在になってほしいと思う。
マリソル松島1ー1コバルトーレ女川@松島FC [コバルトーレ女川]
1月29日は、宮城ウィンターリーグ、コバルトーレ女川VSマリソル松島の試合を見に、松島フットボールセンターへいってきた。
この日は仙台で最低気温がー7℃を記録したが、仙台では数年~10年に一度くらいしかないたいへんな寒さだった。海風が吹き、時おり吹雪が舞い散る中での観戦となった。
マリソル松島は、旧名を松島サッカークラブといい、1980年代までは東北地方で一、ニを争う強豪で、天皇杯本選や地域決勝に出場したこともあったが、近年は東北二部南でも下位に甘んじており、なんとか県リーグへの陥落を免れているクラブである。
試合は立ち上がり様子見の状況から、徐々にマリソルのペースになる。 次々にマリソルがチャンスをつくり、シュートを放つが、精度が低く助かる。マリソルにとってはまだ調整時期なので仕方がない。コバルトーレはというと、簡単にマイボールを失い、なかなかビルドアップできず、苦しまぎれに長く蹴ったボールを奪われてピンチを招く。それでも積極性で上回るコバルトーレは23分、#7がペナルティエリア内で倒され、PKを得る。#7が蹴ったPKは左ゴールポスト直撃で大きく跳ね返り、ゴールならず。35分ハーフの前半を終える。
後半、始まってすぐに左からのクロスをマリソル#13?にフリーで叩き込まれ、マリソル先制。先制を許したコバルトーレは攻勢を強めたいところだが、なかなかペナルティエリアまでボールを運べない状況で得点の匂いがしない。
だが、後半も15分くらいを過ぎると、マリソルの運動量が落ち始める。マリソルのDFが戻りきれなくなり、コバルトーレがボールを持つ時間が増えはじめる。後半18分、コバルトーレ#15が放ったシュートは、カバーに入ったマリソルDFの足に当たりゴールが決まる。その後はコバルトーレのペースであったが、シュートミスもあり、1ー1のドローに終わった。
コバルトーレについては、やっとここまで来たのか、まだ ここまでしか来ていないのか、見方はわかれると思う。本領発揮にはまだまだ時間がかかりそうだが、もとより選手の能力においては東北二部南では随一であるので、もっともっとレベルの高い面白い試合が展開できるはず。4月までにはコンディションをあげてよい形で開幕を迎えて欲しいと思う。
この日は本当に寒く、会場をあとにする頃にはすっかり体の芯まで冷えてしまったが、家に着いたらやっぱり現地での生観戦はやめられないと思うのでした。
この日は仙台で最低気温がー7℃を記録したが、仙台では数年~10年に一度くらいしかないたいへんな寒さだった。海風が吹き、時おり吹雪が舞い散る中での観戦となった。
マリソル松島は、旧名を松島サッカークラブといい、1980年代までは東北地方で一、ニを争う強豪で、天皇杯本選や地域決勝に出場したこともあったが、近年は東北二部南でも下位に甘んじており、なんとか県リーグへの陥落を免れているクラブである。
試合は立ち上がり様子見の状況から、徐々にマリソルのペースになる。 次々にマリソルがチャンスをつくり、シュートを放つが、精度が低く助かる。マリソルにとってはまだ調整時期なので仕方がない。コバルトーレはというと、簡単にマイボールを失い、なかなかビルドアップできず、苦しまぎれに長く蹴ったボールを奪われてピンチを招く。それでも積極性で上回るコバルトーレは23分、#7がペナルティエリア内で倒され、PKを得る。#7が蹴ったPKは左ゴールポスト直撃で大きく跳ね返り、ゴールならず。35分ハーフの前半を終える。
後半、始まってすぐに左からのクロスをマリソル#13?にフリーで叩き込まれ、マリソル先制。先制を許したコバルトーレは攻勢を強めたいところだが、なかなかペナルティエリアまでボールを運べない状況で得点の匂いがしない。
だが、後半も15分くらいを過ぎると、マリソルの運動量が落ち始める。マリソルのDFが戻りきれなくなり、コバルトーレがボールを持つ時間が増えはじめる。後半18分、コバルトーレ#15が放ったシュートは、カバーに入ったマリソルDFの足に当たりゴールが決まる。その後はコバルトーレのペースであったが、シュートミスもあり、1ー1のドローに終わった。
コバルトーレについては、やっとここまで来たのか、まだ ここまでしか来ていないのか、見方はわかれると思う。本領発揮にはまだまだ時間がかかりそうだが、もとより選手の能力においては東北二部南では随一であるので、もっともっとレベルの高い面白い試合が展開できるはず。4月までにはコンディションをあげてよい形で開幕を迎えて欲しいと思う。
この日は本当に寒く、会場をあとにする頃にはすっかり体の芯まで冷えてしまったが、家に着いたらやっぱり現地での生観戦はやめられないと思うのでした。
仙台中田SC4-3コバルトーレ女川@松島FC [コバルトーレ女川]
1月9日午後、FIFAの資金援助で修復された松島フットボールセンター人工芝Gに、コバルトーレ女川と仙台中田SCの試合を見に行ってきた。今年も宮城ウィンターリーグがはじまった。
この大会は、九州リーグを視察した宮城県協会のお偉いさん達が、九州リーグのような熱い対抗戦で地域を盛り上げたいと考え、2007年から実施している。地域のもりあげ、世代間交流が主眼となっているため、下部組織の中高生、そのクラブの地元にある中学高校のサッカー部員、40歳をとうに越していると思われるシニア選手など誰でも出られる雰囲気もあるが、一方で練習生のセレクションとして利用するクラブもあるなど何でもありの大会だ。趣旨にあわないので大学サッカー部の出場は認められない。無論、通常のリーグ戦に加え、天皇杯、全社の各予選が行われる春から秋には実施できず、厳冬期の開催だが、秋春制に賛成しているという宮城県協会会長の意向も働いているとみるのが自然だ。
この大会が始まった当初は多くのマスコミに取り上げられそれなりに注目されていたのだが、試合自体のレベルも高くなく、運営も杜撰、しかも耐えられないほど寒いので観にくる人は本当に少なくなってしまった。
またしても、前置きが長くなってしまったが、肝心の試合について。コバルトーレ女川、仙台中田ともに東北リーグ2部南の優勝を争うと予想されるクラブどうしの対戦。
体を絞ってきて、スプリントもあるコバルトーレと、ゆるい感じの体型の選手もいる仙台中田、コバルトーレの優勢を予想したひとも多かったが、実際は全く違った。
開始早々から攻勢に出るコバルトーレが試合を支配するが、シュートの精度が低く、ゴールネットを揺らすに至らない。すると、コバルトーレの攻撃に慣れはじめた仙台中田が巧妙に守備の網を張り、ボールを奪うと、右サイドから攻め、シュートを放つ。女川GKがいったん弾くが、弾き方が甘く、仙台中田#19に拾われフリーでシュートを打たれ、仙台中田が先制。そして、その2分後、女川DFの寄せが甘く、またしても、仙台中田#19がフリーでシュート、仙台中田2点目。34分、コバルトーレも仙台中田の守備の乱れをつき1点返すが、またしてもその2分後にPKをとられ、仙台中田3点目。 後半、13分女川は#18のCKから#11が押し込み、女川2点目。30分、仙台中田#16に女川DF3人がたやすく振り切られ、仙台中田4点目。34分、スルーパスに抜け出した女川#8のゴールで一点差に迫るがそこまで。
前半は金網越しピッチサイドでの観戦、後半は小高い丘の上から俯瞰しながらの観戦だった。
女川は守りにはかなりの不安があることを露呈。攻撃については、中央ばかりでサイドを活用しないのは勿体ない感じがする。
もちろん、勝ち負けを目的にする大会ではなく、練習生のセレクションを兼ねていたと思われるので、4月のリーグ開幕までに修正すればよいのであるが。
ソニー仙台のときにも感じたことだが、長期にわたって実戦から遠ざかっているブランクはことのほか大きいと痛感した。
この大会は、九州リーグを視察した宮城県協会のお偉いさん達が、九州リーグのような熱い対抗戦で地域を盛り上げたいと考え、2007年から実施している。地域のもりあげ、世代間交流が主眼となっているため、下部組織の中高生、そのクラブの地元にある中学高校のサッカー部員、40歳をとうに越していると思われるシニア選手など誰でも出られる雰囲気もあるが、一方で練習生のセレクションとして利用するクラブもあるなど何でもありの大会だ。趣旨にあわないので大学サッカー部の出場は認められない。無論、通常のリーグ戦に加え、天皇杯、全社の各予選が行われる春から秋には実施できず、厳冬期の開催だが、秋春制に賛成しているという宮城県協会会長の意向も働いているとみるのが自然だ。
この大会が始まった当初は多くのマスコミに取り上げられそれなりに注目されていたのだが、試合自体のレベルも高くなく、運営も杜撰、しかも耐えられないほど寒いので観にくる人は本当に少なくなってしまった。
またしても、前置きが長くなってしまったが、肝心の試合について。コバルトーレ女川、仙台中田ともに東北リーグ2部南の優勝を争うと予想されるクラブどうしの対戦。
体を絞ってきて、スプリントもあるコバルトーレと、ゆるい感じの体型の選手もいる仙台中田、コバルトーレの優勢を予想したひとも多かったが、実際は全く違った。
開始早々から攻勢に出るコバルトーレが試合を支配するが、シュートの精度が低く、ゴールネットを揺らすに至らない。すると、コバルトーレの攻撃に慣れはじめた仙台中田が巧妙に守備の網を張り、ボールを奪うと、右サイドから攻め、シュートを放つ。女川GKがいったん弾くが、弾き方が甘く、仙台中田#19に拾われフリーでシュートを打たれ、仙台中田が先制。そして、その2分後、女川DFの寄せが甘く、またしても、仙台中田#19がフリーでシュート、仙台中田2点目。34分、コバルトーレも仙台中田の守備の乱れをつき1点返すが、またしてもその2分後にPKをとられ、仙台中田3点目。 後半、13分女川は#18のCKから#11が押し込み、女川2点目。30分、仙台中田#16に女川DF3人がたやすく振り切られ、仙台中田4点目。34分、スルーパスに抜け出した女川#8のゴールで一点差に迫るがそこまで。
前半は金網越しピッチサイドでの観戦、後半は小高い丘の上から俯瞰しながらの観戦だった。
女川は守りにはかなりの不安があることを露呈。攻撃については、中央ばかりでサイドを活用しないのは勿体ない感じがする。
もちろん、勝ち負けを目的にする大会ではなく、練習生のセレクションを兼ねていたと思われるので、4月のリーグ開幕までに修正すればよいのであるが。
ソニー仙台のときにも感じたことだが、長期にわたって実戦から遠ざかっているブランクはことのほか大きいと痛感した。