2011.3.15の感動と感謝 [その他サッカー]

 ソニー仙台を退団する選手、スタッフが発表されましたが、それについては後日ふれます。なお、明日はアルウィンアウェーゴール裏(松本山雅FC-ソニー仙台FC)に参上します。 
全国の皆様、震災救援ありがとうございます。特にJFL各チームにおいては多くの支援をいただき、感謝しています。
 彼らがやってきた2011.3.15といえば、いわずと知れた震災四日後です。自分が住んでいる仙台市南部では電気は12日、水道は13日に復旧したましたが、ガスの復旧は四月になってからでした。多賀城市のソニーの工場周辺では1Mを越える津波で積み重なる瓦礫、電柱はなぎ倒され、電線が地面に垂れ下がっているから、15日にはライフラインはまったく復旧していなかったはずです。
 交通機関といえば、JRは新幹線、在来線すべて運行停止、高速バスも運行停止、高速道路もすべて通行止め、ガソリンや軽油は何時間も並ばなくては手に入りにくい状況にあったから、仙台から外に出るのは極めて困難。仙台市内にある自分の職場でもガソリンがないという理由で、半分くらいの人が出勤できませんでした。
 そんななか、500KM以上も離れた遠くから、わずか震災四日後に、彼らは義援金と救援物資を持ってやってきたのでした。(私がこの事実を知ったのは少し経ってからです。当時はサッカーどころではなかった。)
 このことを知ったときの驚きと感動ははかり知れないものがありました。極限の日々を過ごした我々が受け取った励ましはとても大きなものです。
 退団選手の送別会の繰越金という貴重なお金を義援金としていただいたようです。その貴重なお金を義援金として出すことに多くの人の了承を得なくてはならないし、持参する人を見つけなくてはならないし、持参する人も断続的に起こる余震や終息しない原発事故を気にしながら地震で壊れた下道を来なくてはならない。その一つ一つが大変なことだったと思うのです。
 ありがとう、ウルトラス松本。フットボールの絆は途切れない。明日はよろしく。
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