「どうする?どうなる?ベガルタの明日を占う」(3月14日) [ベガルタ仙台]

 以下は3月14日に行われたイベントですが、時間がたってしまい恐縮ですが、参考のため掲載します。
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 3月14日は五輪予選の天王山の試合だったが、山雅的には松田直樹の誕生日だった。今更ながら山雅に来てくれてありがとうといいたい。
 ところで「どうする?どうなる?ベガルタの明日を占う」というトークイベントが仙台市青葉区のエルパーク仙台スタジオホールにて行われた。ベガルタ仙台の白幡洋一社長、宮城県サッカー協会の小幡忠義会長、ライターのミカミカンタ氏が登場。
 私は、ベガルタのサポーターじゃないから、このイベントが行われるのを当日昼まで知らなかった。ある知り合いからのお知らせではじめて知った。彼は「お前もベガサポになりたいのだな」と喜んでいたが、違うんだな。フフフ………(不敵な笑い)
 我が心はいつもサックスアンドグリーン、我はこの成果を故郷に還元せよという密命を帯びた刺客なのである!!!。

 参加者はざっと見て60~80人程度かな。内容はとても面白かった。ただ、時間配分が失敗で、全体としては統一感のないものになってしまった。


 ミカミ氏「2011年は黒字だったのはなぜ」
社長「リーグ4位で6000万の賞金、中間での選手補強をしなかったこと、経費の節減」
つまり、当たり前だが、強ければ、儲かるようになっているということだ。
 社長いわく、普通の企業で2年連続で赤字をだせば社長はクビ、自分もベガルタで2年連続で赤字なら辞めるつもりだったという。クラブの経営に普通の企業の経営感覚を取り入れたのは大きい

 
 社長「観戦動機で、ベガルタの場合、レジャーという答えが多いのは危険だ。本当に応援したいと思われていない。もっとサッカー命のひとでいっぱいにしなくては。」
それはどうかなあ。ユアスタに詰めかける人たちの多くにとって、ベガルタはコミュニケーションのツールなんじゃないかな。戦術がどうのこうのとか、監督の采配がどうだとかいうことよりも仲間との一体感を味わったり、絆を感じたりするための場という感じがする。レジャーとしてベガルタ仙台を選んでもらう努力をするというのもありなのでは。


イベントの最終盤で、小幡会長は競技種目の壁をとっぱらって知恵を結集し、3年後か5年後に宮城から革命を起こし、日本のサッカーを、スポーツをリードするといっていた。自らが視察したドイツの総合スポーツクラブが手本なのだろうか。スポーツ全般という観点からすると、2011年にバレーの仙台ベルフィーユができ、今年の秋にはトヨタ自動車東日本が日本バンドボールリーグに参加することが決まっている。宮城県にはいろいろな競技種目で全国リーグを戦うチームが集積してきている。それに際し、競技横断的に各チームが持っている知恵や技術を結集できる仕組みを作れればよいと思う。
また、サッカー的には宮城県をサッカー界のシリコンバレーにしたいというお話があったが、現状はベガルタ一人勝ちのいびつな状況である。地元のチームでうまい選手がさらにレベルアップしてベガルタに入るようでなくてはベガルタの強化にもつながっていかない。ベガルタの成功をJFLや東北リーグ、大学、高校などへ広げていく取り組みが、ベガルタ、宮城県協会共に求められているはず。更なる努力に期待したい。
 

 
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