ソニー仙台3-0カマタマーレ讃岐@利府A [ソニー仙台]

11月6日の日曜日は宮城県サッカー場(利府A)にやってきた。昨日と比べて肌寒く、時折小雨、後半30分過ぎから本降りとなった。屋根がわずかしかない利府Aでは濡れるのはもとより覚悟のうえであったが、気温が低めだったのは堪えた。皆様、お疲れさまでした。
 カマタマーレ讃岐は今年JFL入りしたクラブだが、1990年代中盤以降四国を代表する強豪である。前身の香川紫雲SCとはソニー仙台がJFL昇格を果たした1998年1月の地域リーグ決勝大会1次ラウンド(会場はJビレッジ)で対戦してソニーが勝利している。あれから長い年月を経てやっと辿りついたJFL、関係者各位の苦労やサポータの感慨は並大抵のものではないと思う。遠路はるばる多くのサポータがやってきた。これからも地域に根付き、末長く愛されるクラブになってほしいと思う。
 試合は、立ち上がり互角の情勢だったが、徐々にソニーが押しはじめる。先制点は、19分、橋本尚樹からのパスから最終ラインの間をうまく抜け出した村田純平がGKとの1対1を制してゴールを奪う。その2分後、讃岐の守りの混乱おさまらぬ中、左サイドを突破した大瀧義史が村田のパスから2点目を奪う。今季はじめて前半で複数得点、2点リードで折り返す。
 後半、47分讃岐ファールによりFKを得ると、大瀧、谷池洋平のホットライン発動、ドンピシャヘッドで3点目。47分にCKから3点目を奪われた先週とは逆の展開。
 その後はJ昇格をめざして負けられない讃岐が主導権を握って攻め込む時間帯が増えるが、焦りからか雑な攻撃。またGK金子進も当たりの日で、落ち着いた試合運びがで勝利を収めることができた。
 得失点差を考えれば4点目が欲しいところだったが、それよりも0に抑えた喜びの方が大きい。2試合連続で4失点の後の2試合連続の無失点、遅れ馳せながらやっと反撃の準備ができたようだ。
 試合を通じて、中3日で試合の讃岐よりも、中2日で試合のソニーのほうが動きが良かった。初めてホーム・アウェイの全国リーグを戦う讃岐とJFL14年目のソニーの経験の差ではないかなと思う。
 この試合で大瀧が通算100試合を達成した。メモリアルゲームで自らゴールを決め、得点につながるFKを蹴るとは千両役者だ。大瀧がピッチにいることにより、攻撃のバリエーションが増えるし、前への活力が生まれる。今後もスタメンでの起用を熱望します。
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