ソニー仙台0-0佐川滋賀FC@利府A [ソニー仙台]

 今日は曇り空であったが、11月下旬としてはまずまずの気候のもと、試合が行われた。
 なんか今年を象徴するような試合内容だった。佐川のGK森田はずいぶん暇だったに違いない。試合を通じてソニーのシュートは4本、前半に至っては1本もないのだから、内容を振り返るのも困る状態だ。唯一のまともなシュートは村田純平が交替直前の68分に放ったシュートだが、宇宙へ消えていった。
 かといって佐川が良かったというわけでない。控え中心で臨んだこともあり、彼らも前半のシュートは1本、試合を通じてたいしたチャンスは作れず、いつもの佐川の怖さはなかった。
 ソニーも攻めている時間はそれなりにあるのだが。
 ソニーに個の力で状況を打開できるFWはいない。それなのに、相手DFのうち3人とか4人がしっかり前を向いて待ち構えている状況から攻撃を開始しても、ゴールどころかシュートに持ち込むのも難しい。ペナルティーエリアのまわりをぐるぐるボールが回るだけで時間が過ぎるだけだ。
 ソニーは厳しい状況にあるが、選手のモチベーションは決して下がっていない。皆必死だ。それを結果という形にするのには何が必要なのか。その枠組みを提示するのは、監督、コーチといった管理的立場にいる人たちの仕事である。
 この試合の結果により、降格争いにおいて、残り全勝しても17位相当という扱いを受けることになった。しかし、残り試合を消化試合にしてはならない。今日の試合会場には、入替戦用のスカウティングを目的とする人物が紛れ込んでいたはずである。行われるかもしれない入替戦に向けて、しっかりとファイティングスピリッツを維持しなくてはならない。一度切れた緊張の糸を修復するのは難しい。そのためには監督、コーチといった管理的立場にいる人たちのチームマネージメントがきわめて重要になるだろう。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。