ソニー仙台1-1 V・ファーレン長崎@ユアスタ [ソニー仙台]

 今日は曇り空の下、ユアスタにやってきた。雨は上がり、湿度も適度で過ごしやすい。
 昨年は仙台ダービー(天皇杯)の後、リーグ戦でなかなか勝ち点を積み上げられずに苦しんだ。ダービー後しばらく勝てなくなるのは多くのチームにある現象だが、今年のソニーは残留に向けて苦しい状況であるため、昨年のようなことがないよう田端監督の手腕に期待したい。
 試合は、立ち上がりからV・ファーレンがペースを握る。3分、V・ファーレンの複数選手にPA内に侵入され、有光が打ったグラウンダーのシュートが左ポストにあたって内側に入り先制を許す。ファーストチャンス、ファーストシュートでゴールを奪う勝負強さ、さすがにリーグ3位にいるだけのことはある。
このプレーの際にV・ファーレンの水永が負傷してその後3分ほどピッチ外に出た。その間、一人少ないV・ファーレンはボランチより後ろでゆっくりボールを回して水永の復帰を待ったが、一人多いソニーは何の策もなくボールを奪うこともできず・・・。ソニーの選手は真面目で好青年が多いとの評判だが、勝負の世界では相手の嫌がる手を打てる知恵者も必要だ。
 それでも時間はたっぷりある。しかし、じっくり攻めればいいというものの、いつまでたっても攻勢に転ずる気配がないまま前半終了。天皇杯での良い流れが消えてしまったようだ。ただV・ファーレンのペースながらも追加点を与えなかったことが後半になって効いてくる。
 後半、遅れてピッチに現われたソニーの選手達だが、ハーフタイムに何かあったのだろうか。相変わらずV・ファーレンのペースだが、それでも前線に飛びだす選手が増え、プレーに積極性が見られようになり、前半とは違う意気込みを感じた。 60分、麻生が左サイドから送り込んだグラウンダーのクロスに、うまく相手DFの間に潜り込んだサイドバックの前田があわせたシュートはコロコロとゆるいシュート、辛うじてラインを越えてゴール!!!。ついに同点。
 その後は勝ち点3を求めて両チームとも攻め合う展開、引き分け狙いではなかったが、さしたる決定機はなく1-1で終了。勝ち点3が欲しい試合の最終盤はもっと泥臭い戦法に転換してもいいのではないだろうか。
 強敵相手に勝ち点1は悪くない結果だが、試合の頭から積極的なチャレンジを繰り返していたのならもっと良い結果もありえたと思う。           なお、コバルトーレ女川より移籍した中島礼司はベンチ入りせず、佐藤由紀彦(元ベガルタなど)は73分から出場、久々にユアスタで雄姿を見せた。
 最後にV・ファーレン長崎のみなさん、宮尾選手のコールありがとうございました。見ていてなかなかいい光景でした。
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