朝日戦【ｽﾎﾟｰﾂﾊﾞｰで観戦】

　日本代表が負ける日が来るとしたら今日だと思っていた。スタメンを観た際に今日は勝つ気があるのか心配になった。ザック監督は、日本人にとって消化試合であっても韓国、朝鮮、中国に負けるのは恥だということを理解してもらわなければならない。
　スポーツバーで観戦。平壌まで行かれた方は羨ましい。チャンスがあれば一度くらい現地でかの国のフットボールを観てみたいものである。
　キックオフから予想どおり北朝鮮の猛攻、いつかはペースダウンすると思い、高をくくってみていたが、なかなか衰える気配がない。スタンドに目をやると、なんと試合中にコレオグラフィー、一万人以上が参加しているのではないか！！！。さらに詳しく観ると、ピッチに背を向けた白い服を着た男の人か等間隔に並び応援の指南をしている！！！
　後半5分、長めのFKから連続で競り負けてパクナムチョルに押し込まれて失点。
　そして、ザック監督は3-4-3を敢行して追い上げをはかる、だけどこの試合でやるのは無謀だった。
　その後もちぐはぐな攻撃、慣れない堅い人工芝で足にきているのか、試合終盤に向けていつもの躍動感がない。　　　　　　　　　　そして敗戦、やはりヤットの不在は大きかった、前田にボールが全然収まらず攻撃の形が作れなかった、中村憲剛が前を向けずチャンスを作れなかった、内容面でも完敗。相手のフィジカルサッカーにももう少しうまく対応できると思ったのだが。
　史上最強の日本代表だが、アジアにはまだ征服すべき地が残っていることを痛感させられた。アジアは広く、そして奥深い。

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