ソニー仙台1-0FC町田ゼルビア@松島FC [ソニー仙台]
今日は松島フットボールセンターへやって来た。
JR仙石線松島海岸駅から列車代行バスを利用して陸前富山駅で下車、そこから歩いて会場入りしようとしたが、何と台風15号で道路が冠水して列車代行バスが運休となったため、仙石線の現在の終点高城町駅からタクシーで来た。
ここはもともと仙台育英高校ラグビー部の練習場だったが、宮城県サッカー協会が同校から購入して協会の施設として整備したものである。天然芝1面、人工芝1面であるが、もともと観戦用の施設は用意されていない。
したがって客席は全席芝生席!!! 過去のJFLにこういう会場はあったのだろうか。
前半開始直後、10分くらいまでは積極的に攻め込むソニーだったが、その後は地力に勝るゼルビアに徐々にペースを握られる。FW勝又のポストプレーから両サイドハーフの北井、鈴木が張り出し、更にFWディミッチが中央後方から攻めてくる攻撃はJFL屈指と思われたが、ソニーのDF陣もいつも以上に集中して防ぎ、危ないシュートを打たせない。前半はスコアレスで終了。
後半が始まり、55分、ソニー麻生の打ったシュートは味方の村田に当たり、ループ気味にゆるい軌道を描いてゼルビアゴールを襲う。それまで危なげないセービングを続けてきたゼルビアGK吉田も予期せぬコースに反応が遅れ、精一杯伸ばした指先も及ばず、ゴールを許す。ソニー先制!!!。ただ前節ホンダから4点奪ったゼルビアの攻撃力を考えれば、1点リードなどあってないようなものである。
それまで左からの攻撃が多めのゼルビアはすかさず右サイドハーフに酒井を投入、右からの攻撃を活性化しようとする。残り15分となってからはボランチを1枚削って攻撃の枚数を増やして必死に攻めてくる。
それに対してソニーはゼルビアの重厚な攻撃に対していつものように後手に回ることもなく、落ち着いて体を張り対処。涼しくなったこともあって後半終盤になっても運動量が落ちる事無く辛うじて逃げ切った。
ソニーは今期リーグ戦初勝利だが、試合内容も今期最高の内容だった。リーグ参戦当初は個々の選手の動きがバラバラでチームになっていなかったが、この試合では攻守に連動して組織的に対処、遂に強敵を倒すことに成功した。このような内容の試合を続けていけば自力で残留できると思う。ただ後半にFWが決定機をきっちり決めていれば楽に試合を進めることができた、このへんが課題だと思う。
ゼルビアは結果的にゴールを奪えず、やや不運な失点で敗れたが、JFLのレベルを超えた迫力ある攻撃的サッカーを披露した。また、きわめて交通不便な会場にもかかわらず多くのゼルビアサポが来場したのには驚いた。アウェーサポが来場することは被災地の復興につながる。ホームのサポとしても有り難く思います。被災地のための数々の活動を行っていただき、ありがとうございました。
JR仙石線松島海岸駅から列車代行バスを利用して陸前富山駅で下車、そこから歩いて会場入りしようとしたが、何と台風15号で道路が冠水して列車代行バスが運休となったため、仙石線の現在の終点高城町駅からタクシーで来た。
ここはもともと仙台育英高校ラグビー部の練習場だったが、宮城県サッカー協会が同校から購入して協会の施設として整備したものである。天然芝1面、人工芝1面であるが、もともと観戦用の施設は用意されていない。
したがって客席は全席芝生席!!! 過去のJFLにこういう会場はあったのだろうか。
前半開始直後、10分くらいまでは積極的に攻め込むソニーだったが、その後は地力に勝るゼルビアに徐々にペースを握られる。FW勝又のポストプレーから両サイドハーフの北井、鈴木が張り出し、更にFWディミッチが中央後方から攻めてくる攻撃はJFL屈指と思われたが、ソニーのDF陣もいつも以上に集中して防ぎ、危ないシュートを打たせない。前半はスコアレスで終了。
後半が始まり、55分、ソニー麻生の打ったシュートは味方の村田に当たり、ループ気味にゆるい軌道を描いてゼルビアゴールを襲う。それまで危なげないセービングを続けてきたゼルビアGK吉田も予期せぬコースに反応が遅れ、精一杯伸ばした指先も及ばず、ゴールを許す。ソニー先制!!!。ただ前節ホンダから4点奪ったゼルビアの攻撃力を考えれば、1点リードなどあってないようなものである。
それまで左からの攻撃が多めのゼルビアはすかさず右サイドハーフに酒井を投入、右からの攻撃を活性化しようとする。残り15分となってからはボランチを1枚削って攻撃の枚数を増やして必死に攻めてくる。
それに対してソニーはゼルビアの重厚な攻撃に対していつものように後手に回ることもなく、落ち着いて体を張り対処。涼しくなったこともあって後半終盤になっても運動量が落ちる事無く辛うじて逃げ切った。
ソニーは今期リーグ戦初勝利だが、試合内容も今期最高の内容だった。リーグ参戦当初は個々の選手の動きがバラバラでチームになっていなかったが、この試合では攻守に連動して組織的に対処、遂に強敵を倒すことに成功した。このような内容の試合を続けていけば自力で残留できると思う。ただ後半にFWが決定機をきっちり決めていれば楽に試合を進めることができた、このへんが課題だと思う。
ゼルビアは結果的にゴールを奪えず、やや不運な失点で敗れたが、JFLのレベルを超えた迫力ある攻撃的サッカーを披露した。また、きわめて交通不便な会場にもかかわらず多くのゼルビアサポが来場したのには驚いた。アウェーサポが来場することは被災地の復興につながる。ホームのサポとしても有り難く思います。被災地のための数々の活動を行っていただき、ありがとうございました。
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