NEC/TOKINFC2-2グルージャ盛岡@利府B [NEC/TOKIN FC]

 本日は、9月も半ばだというのに真夏日の残暑のなか、NEC/TOKINFCとグルージャ盛岡の一戦が宮城県サッカー場Bグランド(通称利府B)でおこなわれた。
 日程発表当初、この試合は優勝争いの大一番と目されていたが、実際には両チームとも福島ユナイテッドの独走を許してしまい厳しい状況にある。それでも、近年の東北リーグをリードしてきた両チームだけに、東北リーグのレベルを凌駕する好試合を期待したいところだ。NEC/TOKINはFW小関が欠場、グルージャはGKは島津でなく斎藤が出場、FW加藤浩史をベンチに温存。
 前半、序盤からグルージャペース、サイドから再三クロスをあげるが、精度が低くことごとくNEC/TOKINのDF陣に跳ね返されてしまう。
 すると、29分グルージャは指向をかえて中央からセンターバック大原のロングパス、それを受けたFW佐藤佳成がDFをかわしてグルージャ先制。
 後半、1点ビハインドのNEC/TOKINはサイドバックが攻撃参加開始、左サイドからの攻撃が増えるが、逆に55分グルージャFW上山に左サイドを破られ、強めのシュートはDFに当たってコースが変わり、GK対応できずグルージャ2点目。
2点ビハインドとなってしまったNEC/TOKINは8月以降調子を落としており、このまま失点を重ねてもおかしくなかった。しかし、ここはホームである。家族や知り合いがみている前で無様な試合はできない。ここからNEC/TOKINの反撃が始まる。
71分NEC/TOKINの中央2付近から大友のFK、ゴール前で混戦となり、佐藤幸大?が押しこんで1点返す。
80分右サイドで競り勝った途中出場のリ チンハンがGKとの1対1を制して遂にNEC/TOKINが追い付いた。
 声を失うグルージャサイド、だが残されたリーグ戦、全社のシビアな戦いを考えればここでドローは許されない。ここで満を持してFW加藤浩史登場、東北リーグを代表するストライカーの登場に期待は高まったが・・・。
 グルージャサポの必死の応援の後押しを受けて決死の総攻撃、だが焦りからかクロスやパスの精度が低くこちらも必死に体を投げ出して守るNEC/TOKINのDFに跳ね返される。セットプレーのチャンスもシュートが枠にいかず。
 アディデイショナルタイムは3分、なおもグルージャ攻め続けるがゴールは生まれずドローに終わった。同時刻キックオフの福島ユナイテッドVS盛岡ゼブラで福島が5-0で勝ったため、福島ユナイテッドの初優勝が決まった。
 グルージャは昨年の地域決勝@藤枝で1点に泣き敗れたが、この試合を見る限り課題は解決されていないように思える。それでも次節はホーム盛岡南に福島ユナイテッドを迎える。昨年までリーグ4連覇のプライドで福島の全勝優勝を阻止してもらいたい。
 NEC/TOKINはグルージャ相手に2点を追い付いた粘り、あきらめない気持ちは立派だと思う。残り2試合確実に勝利してできるだけよい順位でフィニッシュして欲しいと思う。    
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